ダイエットは男女問わず永遠のテーマではないでしょうか。薄着になる夏に向けてダイエット、食欲の秋に食べ過ぎてダイエット、年末年始の暴飲暴食してダイエット。。。なんて風に一年を通してダイエットを意識する機会はあると思います。
ダイエットしたいと思い食事制限や運動などにチャレンジするも、なかなか続けられない人がほとんどだと思います。今回はそんなダイエットのポイントである代謝に注目して、ダイエットをサポートする成分を紹介します。
摂取する以上に消費すれば痩せる
摂取するエネルギーより消費するエネルギーが多ければ痩せます。摂取したエネルギーで消費しきれなかった分は脂肪として蓄積されます。逆に摂取したエネルギーを越えて消費した場合には脂肪が分解されてエネルギーが使われます。食事制限は摂取するエネルギーを減らす、運動は消費するエネルギーを増やすというアプローチですね。
カロリー消費の70%は基礎代謝
エネルギーを消費する方法は3つあります。一番カロリーを消費しているのが基礎代謝で、これをアップさせるのがダイエットのポイントです。
基礎代謝
基礎代謝は内臓を動かしたり、呼吸など生きていくのに必要な動きによって消費されるエネルギーのことです。日中活動している最中だけでなく、寝ている最中も消費され続けます。これが全エネルギーの70%を消費します。
生活活動代謝
歩行、仕事、家事、スポーツなど体を動かすことで消費されるエネルギーを生活活動代謝と呼びます。これが全エネルギーの20%を消費します。
食事誘導性熱産生(DIT)
食事をすると体温が上昇します。これは食べたものを消化するのに消化器官が活発に活動するからで、その時に消費されるエネルギーが食事誘導性熱産生(DIT)です。これが全エネルギーの10%を消費します。
筋トレより内臓の活性化
基礎代謝の中で多くのエネルギーを消費しているのは内臓です。よく基礎代謝をアップさせるためには筋トレと言われますが、消費するエネルギー量は内臓の方が上です。筋トレより内臓の活性化を意識してみましょう。内臓を活性化されるためには以下の項目を意識すると効果的です。
栄養バランスの摂れた食事をする
しっかり栄養が摂れていないと内臓が働くことができません。脳の栄養となる糖質、筋肉のもとになるタンパク質、内臓のあらゆる働きに必要なビタミンなど、バランスよく摂取する必要があります。
腸内環境を整える
腸が消費するエネルギーはもちろん、他の臓器の働きに必要な栄養がしっかり消化・吸収されることが必要です。摂取することも大事ですが、しっかりと吸収されることを意識しましょう。
体を温める
内臓の温度が1度下がると基礎代謝が10%下がります。体温が下がると免疫力も低下しますから、体は冷やさないように注意しましょう。
内臓の活性化をサポートする成分
内臓の活性化をサポートする成分を摂ることで、内臓で消費されるカロリーが増えて痩せやすい体を作ることができます。以下のような成分があります。
ビタミン
内臓のあらゆる働きにビタミンが必要です。特にビタミンB群は代謝ビタミンと呼ばれるほどで、代謝をサポートする働きがあります。いろんな種類のビタミンをバランスよく摂取するためにマルチビタミンが良いです。
オルニチン
一番エネルギーを消費する内臓である肝臓の働きを助ける成分です。シジミのサプリでおなじみですね。
乳酸菌
腸内環境を整えるために乳酸菌などの善玉菌を摂取すると効果的です。
内臓を活性化させるためにサプリメントを活用することは非常にお手軽です。一気に何キロもダイエットすることは難しいかもしれませんが、毎日続けられる習慣として今日から始めてみてはいかがでしょうか。