ぷぅ〜〜〜、ぷすぅ〜〜〜、ぶぶっ。
くさっ!
おならのにおいはどうですか? 臭くありませんか? ほとんどにおいのしないおならもあれば、すごく臭いおならもあります。違いは何なのでしょうか?
臭いおならを放っておくと腸の病気につながるかもしれませんよ。
おならの原因は?
まず、おならはどうして出るのでしょうか?
おならは口から飲み込んだ空気と、腸内で発生したガスが合わさったものです。ガスの大半は腸で吸収されますが、吸収しきれなかった分がおならとして体外に排出されます。
腸内で発生するガスにも種類がいくつかあります。善玉菌が発生させる二酸化炭素やメタン。悪玉菌が発生させるアンモニア、硫化水素、インドール、スカトール、アミンなどです。この後者の悪玉菌が発生させるガスが臭いおならの原因です。
おならは腸内環境のバロメーター
おならが臭いということは、腸内環境が善玉菌より悪玉菌が優勢な状態になっているということです。悪玉菌が多いと体にさまざまな悪影響が起こります。
- 便秘や下痢になりやすくなる
- 免疫力が低下し病気にかかりやすくなる
- 大腸がんのリスクが高くなる
- 感情が不安定になったり、うつ状態になる
- 肌が荒れる
- 口臭、体臭、便臭が臭くなる
うつや肌荒れなど腸に関係なさそうな内容もありますが、腸は体のさまざまな働きに関係しているので、体全体に影響があります。
悪玉菌を増やさない食事を心がける
腸内環境を良くするには善玉菌が増え、悪玉菌が増えない食事が必要です。
悪玉菌はタンパク質や脂質が好物です。焼肉を食べると必ず翌日のおならが臭くなります。悪玉菌が増加しているということです。今の日本は非常にタンパク質や脂質が多い食生活になっているので、何も意識していないと、どうしても悪玉菌が増えてしまいます。
善玉菌を増やすためには、穀物や野菜を中心とした昔ながらの日本の食事が有効です。食事を変えるのが難しい、時間がないって方には、乳酸菌や食物繊維を含んだサプリを使うのが手軽でおすすめです。
乳酸菌発酵エキスという腸内の乳酸菌を活性化させる成分が、効果が高くおすすめですよ。