インターネットでの支払いはクレジットカードで決済することがほとんどになりましたが、今でも年に一度か二度は銀行振込をする機会があります。今回も健康保険組合の補助を使用して手配した旅行代金の支払いを銀行振込でする必要がありました。銀行振込の問題は手間がかかることではなく手数料です。僕が利用する地方銀行では他行宛の振込(3万円以上)に648円もの手数料がかかってしまいます。
そんな手数料を節約できるのがインターネットバンク、僕が利用しているのは楽天銀行です。楽天銀行も他行宛の振込(3万円以上)には258円の手数料がかかりますが、いくつかの条件を満たすことで月に何度かは手数料無料で振込を行うことができます。これはどこのインターネットバンクも同様でしょう。僕は楽天銀行に少し残高があるので月に2回は振込の手数料が無料です。
しかし、楽天銀行に入金する際の手数料がネックになります。3万円以上の入金であればATMから無料で入金することができるのですが、オンラインではゆうちょ銀行の本人名義の口座からの入金しか方法がありません。しかもゆうちょ銀行からの入金サービスの登録には1ヶ月程度の時間が必要です。僕は以前このゆうちょ銀行からの入金サービスに申し込んだのですが未だに登録が完了していません。どこかで書類が紛失してしまったのでしょう。。。
どうにか楽天銀行にオンラインで手数料無料で入金できないでしょうか? やってみたらできました。
楽天証券とマネーブリッジを使う
結論からいうと、楽天証券のリアルタイム入金とマネーブリッジを使用することで、手数料無料で楽天銀行に入金することができました。
楽天証券は楽天銀行と同じく楽天が運営する証券会社。マネーブリッジは楽天銀行と楽天証券の口座を連携するサービスです。僕は楽天証券をメインの証券口座として利用しているのでマネーブリッジの設定は済んでいました。マネーブリッジを使用すると、楽天銀行の口座と楽天証券の口座の残高を手数料無料で即時に移動させることができます。
そして楽天証券にはリアルタイム入金という機能があり、これは以下の主要な銀行のネットバンキングサービスから手数料無料で即時に入金できるサービスです。
楽天銀行、三井住友銀行、三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行、ジャパンネット銀行、セブン銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、近畿大阪銀行、住信SBIネット銀行、イオン銀行 (2016年1月22日 現在)
ということで、楽天証券のリアルタイム入金を使い、自分が利用している銀行のネットバンキングサービスで楽天証券の口座に入金し、それをマネーブリッジを使って楽天銀行の口座に入金することで実現できました。楽天銀行ではゆうちょ銀行からの入金しか手数料無料になりませんでしたが、この方法を使えば主要な銀行から手数料無料で入金することができます。
楽天証券の口座があること、マネーブリッジを設定していること、利用する銀行のネットバンキングサービスに登録していること が条件になりますが、無駄な手数料を払い続けることを考えれば有りなんじゃないかな〜と思っています。もちろんオンラインにこだわらなければ、ATMに行って(3万円以上)入金すれば手数料無料なのでそれも有りだと思います。