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田んぼのど真ん中の建物はバイオマス発電所でした

福井県大野市の七板、僕が通っていた中学校の近くに面白い建物があると聞いて見に行ってみました。

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田んぼのど真ん中に何やら見えます。

ホイールローダーが動いていて重機が好きな娘は大興奮。

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近づいてみるとこんな感じ。近くにこういったものが無かったのでゲームの中の世界みたい。

工場夜景がブームだったりしますけど、実際に近くで見てみて気持ちがわかりました。

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で、この建物はなんだろう? ってことですが、福井グリーンパワーとありますね。

今注目のバイオマス発電

これは福井グリーンパワーって会社の施設で、バイオマス発電をしています。つまり発電所です。

バイオマス発電は今とても注目されている発電みたいで、全国で建設ラッシュだそうです。福井県ではここだけなのかな?

バイオマス発電とは、木質資源、下水汚泥、家畜糞尿、食物残渣などの再生可能な資源を燃料とする発電方法です。この施設では燃料として木質資源を使っています。

木材の加工で出た端材や、使われずに山林に放置された間伐材などを燃料とします。使われなかったものが使われるので良いですね!

間伐が促進されることによって、災害防止、治山治水、生態系保全にも繋がるそうです。森林が多い福井県にピッタリな気がしますね。

火力発電や原子力発電から太陽光発電などの再生可能エネルギーへの転換が始まっていますが、このバイオマス発電は太陽光発電と並ぶ重要な電源として位置づけられています。

太陽光発電も一定期間、固定価格で電気を買い取りますよーってやってましたけど、バイオマス発電でも固定価格買取制度の対象です。そしてこの価格が高く設定されているので、バイオマス発電の施設がどんどん建設中なのです。

どんどん増えるバイオマス発電ですが、国内の発電材料が無くなってしまい輸入しないといけなくなる2016年問題があるそうです。ここ大野では大丈夫なんでしょうか? 山はいっぱいありますからね大丈夫だと思いたい。

ちなみに、バイオマス発電は2種類あって、燃料をそのまま燃やす方式と、燃料からガスを取り出して発電する方式です。ここは燃料をそのまま燃やす方式です。

見学は1000円(資料代)でできるそうです。近くの学校などでは社会科見学で訪れたりするんでしょうか。僕の頃はニチコン(日本コンデンサー)、リサイクルセンターとか行きましたね。

株式会社 福井グリーンパワー

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