サラリーマンで副業での収入が20万円を超えたので、ついに確定申告デビューです。
すごく難しいイメージがありましたけど、やってみたら意外と簡単でした。
今回、確定申告した内容としては以下になります。
・アフィリエイトでの収入がある
・国内FXでの収入がある
・海外FXでの収入がある
・フリマ、オークションでの収入がある
・ふるさと納税した
意外と複数の副業での確定申告のパターンを説明しているサイトがなくて戸惑いました。
確定申告書等作成コーナーが使いやすかった
確定申告の書類、自分で手書きするか、パソコンで入力して印刷して郵送するか、e-Taxってやつを使うかなんですが、e-Taxは専用の機器が必要だったりするので、パソコンで入力して印刷して郵送する方式を選択しました。
国税庁の確定申告書等作成コーナーってのを利用するんですが、データを保存して中断することもできるので便利でした。
申告書の作成で「所得税コーナー」を選択します。
サラリーマンとしての給与と副業での収入があるので、「左記以外の所得のある方(全ての所得対応)」を選択します。
給与、副業(国内FXを除く)の収入・経費を入力
まず、収入金額等の「給与」を入力します。
ここでは、会社から受け取る給与所得の源泉徴収票の内容に従って入力していきます。
入力が終わると、こんな感じで登録されます。
次に、収入金額等の「雑」の「その他」を入力します。
副業で発生した収入や経費を入力してきます。
ただし、国内FXでの利益・損失はここには入力しません。
「種目」は適当です。海外FXは「為替取引」、アフィリエイト・Google AdSenseは「広告収入」、Amazonマーケットプレイスは「中古本売却」としました。
「所得の生ずる場所」は全角28文字以内で書けない場合がありますが、あとで手書きで書き足せるので途中までで大丈夫です。
経費は、日本経済新聞の購読料、レンタルサーバー代、ドメイン代、振込手数料、古本の配送料金を計上しました。
アフィリエイトの商材の購入費も何割かは経費にできるのかもしれないけど、意識して領収書を管理していなかったので今回はやめておきました。
入力が終わると、こんな感じで登録されます。
所得金額の欄は、これまでの入力に対して自動で計算されます。
国内FXの利益・損失を入力
下の方の分離課税の所得の「先物取引に係る雑所得等」を入力します。
複数のFX会社での取引があったので分けて入力しました。
決済年月日、数量はよくわからないので入力しませんでした。
国内FXについてはトータルで15万円ぐらいの損失でした。これは確定申告することで、翌年以降の利益と損益通算することができます。
ふるさと納税の寄付金を入力
ふるさと納税、副業での収入がなく、寄付先が5つまでであればワンストップ特例で確定申告する必要はありませんが、今回は副業での収入があるので入力していきます。
所得から差し引かれる金額の「寄付金控除」を入力します。
ふるさと納税したあとに送られてくる納税証明書の内容を参考にしながら入力していきます。都道府県と市町村を選択すれば住所などは自動で入力されるので、寄付年月日と寄付金の金額を入力するだけなので簡単です。
意外と高くなかった所得税
これらの入力が終わると、税金の計算のところが自動で計算されます。
雑所得も含めた所得税額から、給料から引かれている源泉徴収税額を引いた分が追加で支払う必要がある所得税です。
今回は、35,800円でした。
「所得税=20%ぐらい」ってイメージがあって、40万円の副収入だから8万円ぐらい?って想像してましたけど半分ぐらいでした。
計算してみればそうなんですが、控除などもろもろ含め所得金額が380万円ほどだったので所得税率は10%だったからです。
この所得税、いつ払うのかな? と思っていたら、確定申告の締め切りの3月15日まででした。クレジットカードでも納税できるということで、すぐに支払いました。
これで終わった気になっていましたけど、まだ住民税もあるんですね。。。
これが噂の住民税の徴収方法の選択
所得税の入力が終わり次に進むと、住民税に関する入力になります。
これが噂の住民税の徴収方法の選択です。
「給与から差引き」を選択すると、会社の給料から毎月天引きされている住民税として支払うことになります。ここで他の従業員と明らかに住民税の金額が違ったりしてると、この人は副業しているなってバレるって話ですね。
なので副業をバレないようにするためには「自分で納付」を選択しましょう。ってよく言われてます。
だけど、これを選択しても住民税の通知書では雑所得があるってわかってしまうんじゃないかと思っています。
いざ、この雑所得は何? って聞かれた時の回答は用意しておいた方がいいですね。
印刷して郵送して完了
最後に、自分と扶養している家族などのマイナンバーを記入して完了です。これを印刷して必要な書類を貼ったり同封して郵送します。
さきほど入力し切れなかった、雑所得の「所得の生ずる場所」を書き足しました。
源泉徴収票、本人確認書類を貼り付けました。
ふるさと納税の証明書も忘れずに同封しましょう。
確定申告の時期は税務署が混んでて大変なんて話をよく聞きますが、書類を印刷して郵送するだけなので全く関係ありませんでした。質問したりするってなると並んだりしなくちゃいけないんでしょうけどね。
初めての確定申告、無事に完了して一安心です。
来年はもっと経費をうまく計上できるように、普段から意識していきたいと思います。