先日、子どもを連れて海水浴に行きました。
海水浴といえば砂浜を思い浮かべますが、我々が行ったのは岩場って感じのところでした。
妻の友人の実家の近くで、地元の人しかいないような場所です。
めちゃくちゃ足元が滑りやすかったり、浅い場所がなかったり、シャワーなどの設備も何もないというハードルの高い海水浴でしたが、初めは怖がってた3歳の娘もそれなりに楽しんでいました。
僕は砂浜の海にしか入ったことがなかったので、岩場の魚の多さに驚きました。
ダイビングをしている人もいて、こういう所でやるんだと知りました。
近所の子どもたちは、当たり前のように水着でやってきて、その岩場で遊んでいました。
山で育った僕には、なかなか受け入れがたい光景でした(笑)
そこで気になったのは、地元の人が素潜りで魚介類を獲っていたことです。
海から上がって帰る時に、その地元の人が家の前でバーベキューで獲った魚介類を焼いていて、「海と一緒に行きてるな〜」と感心しました。
海水浴にきた人が勝手にアワビやサザエなどを獲ったらダメって聞いたことありますが、やっぱ地元の人なら良いんでしょうか? 気になったので調べてみました。
地元の人だからOKではない
僕が調べたのは福井県についてで、管理している自治体による違いはあるかもしれませんが、だいたいどこも似たような感じだと思います。
結論として、漁業権のない人が定着性の水産動植物(アワビ、サザエ、ウニなど)を捕ると、漁業権の侵害となり管理している漁業組合から訴えられる可能性があります。
エリアによって管理する漁業組合が異なりますが、福井県ではほぼ全域でこのようなルールになっています。
ワカメ・コンブ等の海藻類、エビやタコなども定着性の水産動植物になります。
ということは、普通に泳いでいる魚であれば獲っても問題なしってことになります。
それがダメなら釣りがダメって話になっちゃいますからね。
僕が見た人達は、アワビやサザエを獲っていたので、その人達が地元の漁師さんで漁業権を持っていればOKなんでしょうが、そうでなければルール違反ということになります。
地元の人の暗黙のルールで、家庭で消費するぐらいであれば目をつぶるって感じなんでしょうね。
海水浴だけを楽しもう
ということで、魚以外の魚介類は絶対に獲らないでおきましょう。
たとえ、地元の人が目の前で獲っていたとしても、よそ者である海水浴客はダメです。
やましい気持ちを持たず、海水浴だけを楽しみましょう(笑)