先日、甘いものを食べていた時に左下真ん中あたりの臼歯がズキッを痛みました。
2年ほど前にも同様の症状があり、10年ぶりぐらいの歯医者で4本の虫歯を治療しました。
完治してからも定期的に歯医者で虫歯がないかどうかチェックしてもらうべきなんでしょうが、ずっと行かなかったので、また虫歯ができちゃったんだろうと思っていました。
今度は虫歯がひどくなる前に治療しちゃおうと、すぐに歯医者に予約をいれました。
お盆の前だったこともあり、予約は2週間ぐらい先になりました。
ただ、それから歯医者に行くまでは痛みを感じることがなくて、なんか一時的なものだったのかも? とか思ったりしていました。
歯医者当日、今は痛みがないものの虫歯ができていると嫌なので全体をチェックしてくださいとお願いしました。
歯を順にチェックしていき、問題の歯を触られた時にズキン。あーこりゃ虫歯だなと思ったんですが、先生が説明してビックリ。
歯ぎしりで歯がすり減りました
「これ、犬歯とかすごい削れてるでしょ?」と鏡を渡され見てみる。
最初は全然わからなかったのですが、歯の削れた部分の断面を鉛筆で色つけてもらい、ようやく理解できました。
犬歯の尖ってる部分がすり減っていて富士山みたいになってるんです。犬歯なのに尖ってない!!
毎日のように見ている歯なのに全然気が付きませんでした。
問題は歯ぎしりのようで、昔から歯ぎしりの習慣があったので、長い時間をかけてすり減らしてしまったようです。
で、問題の痛かった臼歯ですが、ここも歯ぎしりによって表面のエナメル質がすり減り、中の象牙質が出てきたことにより、痛みを感じるようになったとのことでした。いわゆる知覚過敏てやつ。
本来であれば、歯ぎしりですり減るのは犬歯なんでしょうが、犬歯がすり減りすぎたことによって、上下の臼歯がすれるようになってしまったのです。
象牙質が出てきてしまった臼歯はカバーしてもらい痛みはなくなりましたが、根本原因である歯ぎしりをなんとかしないことには再発してしまいます。
超簡単、安上がりの歯ぎしり対策
歯ぎしりの対策というとマウスピースを思い浮かべますが、作るのに結構お金かかりそうだし、毎日寝る時にはめるのなんて絶対に嫌です。
そこで、まずはということで超簡単な対策を教えてもらいました。
それは、寝てる時に口が開かないようにサージカルテープを貼ることです。
サージカルテープを唇の真ん中に縦に貼るだけ。超簡単だし安上がりです。
サージカルテープって、こんなやつ。
寝ている最中に取れてしまうんじゃないかとか、苦しんじゃないかと想像していましたが、全然苦しくなく朝になっても剥がれていませんでした。
そして、なによりビックリしたのは、朝起きた時の口の中のうるおい。全然乾燥していない!
寝ている時に口が開いていると歯ぎしりだけでなく、いびき、睡眠時無呼吸症候群の原因にもなってしまうので、それらの予防にも効果的です。
口の中が乾燥しないということで、風邪の予防にもなりそうです。
サージカルテープを貼ってしまうと喋れなくなっちゃうのがデメリットですが、今のところ困ってはいません。
実際に歯ぎしりしていないかどうかは、寝ている最中の音を録音するアプリなどを使って検証してみる必要がありますが、とりあえず家族からは報告を受けていません。
これからは歯をすり減らさないように、寝る時のサージカルテープを意識して続けていこうと思います。
そして、定期的に歯医者には行かないといけないですね。