iPhone6を使い始めて3年が経ちました。
昔は新しい機種が出るたびに欲しくなっていましたが、今は壊れるまでこれでいいかな〜と思うようになってしまいました。
カメラの性能も十分ですし、3D TouchもFace IDも無くても困らないし。
ただ、ここ1年ほど、以前と比べてiPhoneの動作がもっさりしているように感じていました。
特に気になるようになったのは、iOS 11にアップデートしたあたりからでしょうか。
そんな中、昨年末にAppleからiPhoneのバッテリーとパフォーマンスについて発表がありました。
Appleは1年ほど前、iOS 10.2.1で、iPhone 6、iPhone 6 Plus、iPhone 6s、iPhone 6s Plus、iPhone SE上での予期しないシャットダウンを防ぐため、ピーク負荷時の電力管理を向上させるソフトウェアアップデートを提供しました。このアップデートでiOSは、シャットダウンを防がなくてはならない状況下で、一部のシステムコンポーネントの最大パフォーマンスを動的に管理するようになりました。ユーザーがこうした変更に気づくのは稀だと思われますが、場合によってはアプリケーションの起動時間が長くなったり、そのほかの部分のパフォーマンスが低下する可能性があります。
なるほど。きっと僕のiPhone6の動作がもっさりしているのは、バッテリーの劣化のせいだ! と思ったのです。
そして、今年になりAppleから、お安くバッテリー交換しますよと発表されました。
おー、これは絶対に交換しなくちゃ。とは思ったものの、対象者がすごく多いので、バッテリー交換に人が殺到して、なかなか交換できなさそうだなと思い、ほとぼりが冷めた頃に行くことにしました。
iOS 11.3 で、バッテリー劣化によるパフォーマンスの低下を無効にする機能が入るらしいので、それを使ってからバッテリー交換しようかな〜とも考えましたが、なかなかリリースされないので待てませんでした。
そして、ようやく2月末にバッテリー交換に行ってきました。
僕がお願いしたのは、アップル正規サービスプロバイダのカメラのキタムラ福井店です。
Appleのサイトから店舗の検索、来店の予約まで行えます。
土日は空いている時間帯が少なかったですが、平日は結構がらがらでした。
意外とバッテリー交換する人は少ないのかもしれません。
予約は20分単位で指定できました。
予約後、お店の方から機種の確認がありました。
機種によってはバッテリーの在庫がないとのことでしたが、幸い、iPhone6・iPhone6Sのバッテリーは在庫が十分ありました。
当日、平日の夜18時半ごろ、他のお客さんはおらず、スムーズに交換作業に入り20分ほどでバッテリー交換が完了しました。
場合によってはデータが消去される可能性があるとのことでしたが、大丈夫でした。
バッテリー交換前と交換後の変化
ちなみに、バッテリーの交換前に、バッテリーの消耗状況の確認があります。
診断の結果は、フル充電サイクルが1000回ぐらいで、最大85%ぐらいの容量でした。
いまいち、よくわからない指標なんですが、Appleの設計の目安として、iPhoneのバッテリーだと、こうなっているそうです。
フル充電サイクルを500回繰り返した時に本来の容量の最大80%
500回の2倍だけフル充電しているにも関わらず最大85%ということで、あまりバッテリーは劣化していませんでした。
んー、これはバッテリー交換しないほうがいいのかな? と一瞬思ったのですが、もうここまできたら交換しちゃえ〜と勢いでいっちゃいました。
Geekbench 4というベンチマークアプリが有名らしいので、それでバッテリー交換前と交換後のベンチマークを計測してみました。
シングルコアのスコアが、1332 → 1558 と 17% アップ。
マルチコアのスコアが、2288 → 2649 と 16% アップ。
いちおう数字としてパフォーマンスが落ちていたことは確かだったようですが、実際に使っていて感じていたもっさり感(体感的に
30%〜50% ぐらい遅くなった感じ)ほどの数字ではありませんでした。
それでも、バッテリーの交換後、これまでストレスを感じていた部分が多少は改善しました。
・Goole Play Music で音楽を再生している最中にホーム画面に戻った時や、アプリを起動した時に音楽の再生が停まる時間が短くなった
・もろもろのアプリが起動するまでの時間が短くなった(気がする)
バッテリー交換にかかった費用は¥3,456(税込)。これであと2〜3年使えるなら安いもんです。
通常なら¥9,504もかかるので、対象者は今年中に交換した方した方がいいと思いますよ〜。
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